禅宗の特徴

お釈迦さまは坐禅により悟りを開きました。

荒行、苦行だけでは、得るものは、ない。菩提樹の下で、瞑想つまり禅定に入ること、遂に悟りに

禅宗は、その坐禅体験を、実践し、自己本来の姿(悟り)求める教えである。 禅宗特徴をまとめると次になる 

○ 坐禅により 自分の中の仏性を見つけることを旨とする。

○ 経典は読むが経典が教えの根本ではない
    (経典の文字以前の世界を読め)

○ 念仏やお題目は特に唱えない
    (念仏、祈る自分以前の世界を既に得ている それを 見つけろ)

○ 死後の世界(極楽往生)について説くことはない
   (生まれる前、死後 これに対する答えは既に 自己の仏性に刻まれている)

それを踏まえ 宝久寺の活動目標(平成21年5月現在)

6時 朝課(朝のお勤め) 

6時半 大鐘三声(鐘を鳴らす)

  来山に対して笑顔に接する。       人に親切
  仏法には、深く接すること。       法に深接
  自己本来にキビシク(辛く)接すること。 自分に辛接
   三つのシンセツとする。

現世利益を大切にそして無駄なく使う
 つまり 現在のIT産業技術をのみならず、手にできるものは有効に使う。これは、臨済宗妙心寺派の宗旨である ”生かされている自分” 今 自分は多くの人達により生きているのだ、その世界を知る、今の自分を知ることにもなる。

日没後 坐禅(不明)